子供たちはりっぱな田んぼ博士だ!

第4回「おらだ田んぼの子ども博士養成講座」修了

 今年で第4回となる「おらだ田んぼの子ども博士養成講座」が修了し、20人の小学生(4~6年生)の中から、卒業となる6年生だけが「田んぼの子ども博士認定証」を、町長室で町長から授証されました。

 この講座は、河北町唯一の在来めだかが生息する田園環境教育水田(通称・めだかの学校)をホームグランドにして取組んでいる活動です。地域を担う子供たちの自然を読む力を養う「環境教育」と地域を大切にする力を養う「ふるさと教育」とが同時になされる全国初の画期的な制度であります。

 この取組最大の特長は,地域の緊急課題について、「農村が先導して地域の小学校・町・国立の研究機関」との「農・小・町・国研連携による最強のモデル取組でるあることで、この連携取組の評価は、特に教育関係者から思いの外高く、平成31年度中には町内6小学校中3小学校で取組予定等であります。その反面、農水省関係者からは、意外と関心が低い取組となっているのは残念なことです。

 この取組を先導している「元泉地域農地・水・環境保全組織」での大きな変化は、田園農村が単なる米の生産役目だけでなく、地域の次世代を担う子ども達に、学校には無い優れた教育環境を活かした取組の重要性とその効果の高さであり、全地域民から認知され、本地域の新しい「地域力」(農村力)が育まれたことであります。

今年も6年生が博士認定書を授証した
河北町の未来を担うちびっこ博士たちの晴れの舞台だ

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